段取り八分

営業くん

仕様書って作るの大変ですね。。。

確かに、まじめに作る仕様書というのは確認事項も多いし、外観図を作るのも時間がかかるし、慣れない状態だとイヤになってしまうかもしれませんね。

でも、やはり仕様書作成等の上流工程と言われる部分にかける時間は重要でそこでどれだけの項目を確認して不測の事態に対応できるかはとても重要です。

営業くん

不具合ってなくなるものなのですか？

私自身、これ以上なく時間をかけて丁寧に作成した仕様書で、順風満帆と思っていた案件においても不具合というのは発生しました。

実際、本当に不具合のない案件というのは全くないといっても過言ではありませんが、致命的な不具合が発生するときは必ずといって良い程、時間が無い時や手を抜いた時でした。

仕様書作成に手を抜いていたのかよと思われそうですが、重要性に気付いたのはここ5年くらいなのです。

営業くん

段取り八分っていうのはどんなことですか？

段取り八分というのは仕事ってのは事前準備が大切だよ。っていう格言という認識です。

ここでの仕事というのは一つのFA化（機械装置製作）案件という事とします。

装置製作の事前準備というのは最初の仕様決め、つまり仕様書作成です。

まとめると仕様書を丁寧に作ることができれば仕事の八割は終わりだよ。という事です。